ここ一番の勝負に勝つにはどんな心構えでいたらいい?勝負に関する名言を教えて!
そんな疑問に対する答えと、参考になる名言(一言)をご紹介します。
真剣勝負に挑むときの心の持ち方や、本番に向けて日頃から気をつけることについて書いていきます。
一言でもグッとくる勝負の名言22選
『自分に打ち勝つことは勝利のうちで最大のものである』(プラトン)
どんな勝負であっても肝心な自分に負けてしまってはそこで試合終了です。闘うべきなのは弱い心や怠け心に対してです。
自分に打ち勝つことができれば勝てる確率もアップします。まずは心を鍛えましょう。
『失敗しなかったものは 何もしなかった者である』(ロマン・ロラン)
挑戦することは結果を出すための第一歩。今日できることを「明日でいいや」と先送りにせず、すぐに挑みましょう。
失敗が怖くて勝負をためらうこともあります。しかし、成功を収めた人は何度も失敗を重ねながらようやく目標にたどり着いたのです。成功に失敗はつきものだと思って恐れずに進みましょう。
『すべての不幸は未来への踏み台にすぎない』(ソロー)
何かに挑んで不運な結果に見舞われることがあります。しかし、不幸が起きたとしてもそれは未来から見て必要な一部分です。失敗を糧にして次へとステップアップしましょう。
『備えよ。たとえ今でなくても、チャンスはいつかやってくる。』(シェイクスピア)
チャンスはいつ訪れるか分かりません。明日かもしれないし、ずっと先かもしれません。しかし、準備をしておくことはとても大事です。「いつでも来い」と胸を張って言えるくらい準備万全、用意周到にしておきましょう。
『運命は志あるものを導き 志なきものをひきずっていく』(セネカ)
この場合の志とは「ある方向を目ざす気持ち、心に思い決めた目的や目標」だと捉えました。
その場合、強くゴールを設定した人のほうが志のない人より見えない力に助けてもらえます。運命は目標をきちんと持った人の味方をしてくれます。
『太陽が輝くかぎり 希望もまた輝く』(フリードリヒ・フォン・シラー)
いつでも太陽は私達を照らしてくれます。全ての人に平等に明るさをもたらしてくれます。朝起きて外が明るかったとき「今日も頑張ろう」と思えます。
勿論、鬱の人や病気の人などにとっては辛い朝です。しかし、立ち直れる時が来るまでいつまでも自然は待ってくれます。いつからでもやり直せる(また挑戦できる)と思うと希望が持てますね。
『問題なのは人生ではなく 人生に対する勇気だ』(ヒュー・ウォルポール)
勇気が必要な場面はたくさんあります。新しい職場にとびこむとき、好きな相手に告白するとき、起業や独立をするとき、今まで言えなかったことを思い切って発言するときなど。
問題なのは人生そのものではない。勇気があって乗り切れることもあれば、勇気がなくてボツになることもある。それならば日頃から自信をつけて、いざという時必要な勇気が出せるように自分を鍛えておきたいですね。
『大胆は勇気を 臆病は恐怖をもたらす』(プブリウス・シルス)
大胆に振る舞っていれば自然と勇気もついてくる。ぐずぐずして怖がっていればますます目の前のことが怖くなる。
強い振りでいいので思い切って前へ出てみること、形から入れば勇敢な自分に感じてきます。不思議なことです。
『世の中には勝利よりも勝ち誇るに値する敗北がある』(ミシェル・ド・モンテーニュ)
負けるが勝ちとは、「敵とあえて争わずに相手に勝たせてあげることで、結果として勝利につながること」だそうです。相手のために負けて逆に信頼を得るということ。
私はこの名言は、スラムダンクの有名な『負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる』という言葉に似ているのではと思いました。
勝つことが大事なのではなく、その過程で得られた価値のある大きな気付きが大事なのだと思います。
『今年死ぬものは来年は死なずに済む』(シェイクスピア)
敗北を味わった者はその経験をしたから、来年はもう大丈夫だと思える。負けたことがあるから、同じ失敗や過ちを繰り返すことはありません。「敗北は一度済んだ!」と思えたら楽な気持ちになれます。
『苦しみが避けられないのであればむしろそれを楽しめ』(発信者不明)
成功を目指す過程でどうしても伴う苦痛。どんな道を進むにしても面倒なことや億劫なことにはぶち当たります。または、人生における避けられない苦しみはあります。
免れないと分かっているのなら、前者のほうはどうすれば楽しんでできるかを考えること、人生の苦しみのほうは苦しみ以外の楽しみを見つけると良いです。
楽しみが一つもないと心の支えがなく、苦しみを乗り越える力が減るためです。
『できると思うにせよできないと思うにせよその通りになる』(ヘンリー・フォード)
自分の力を信じて(つまり自信がある状態をつくり)「私にはできる」と思えたら夢は叶いやすくなります。
勝負に挑むにしても、はじめから「勝てないのでは?」と感じていれば高い確率で負けます。
自分が思ったとおりになると信じることです。「自分にはできる」と言い聞かせることで結果や成功の確率など何かが変わります。
『自分の内部から生まれる敗北以外に敗北はない』(エルバート・ハバード)
この言葉の後ろに『心の弱さ以外に越えられない障害などない』と続いていました。
本当は勝ち負けとは自分の弱い心に勝てるかどうかです。自分が納得できるまでやったのなら、その結果を最後には「良し」とできるのです。
『現状維持では後退するばかりである』(発信者不明)
挑戦することで一歩進み、何もしなければ力は衰えていきます。人間は日々成長していくべき存在です。
偉大なことを一日で成し遂げなくていいのです。毎日いくつかの課題を立てて、それをクリアするくらいのことをやってのけましょう。日々の進歩があなたの財産に変わります。
『お前がいつか出会う災いは、お前がおろそかにした時間の報いだ』(ナポレオン)
全ては自己責任です。怠けた時間や休憩のつもりが遊んで終わった日、それらの報いを受けるのは紛れもなく自分です。
時間の使い方を上手にして、将来の大切な日のために有効に使いましょう。
『人生の大目的は知識ではなくて行動である』(トマス・ヘンリー・ハクスリー)
インプットとアウトプットでワンセット。知識を頭に詰め込むだけではだめで、取り入れたものをアウトプットしましょう。SNSで発信したり人に教えたりすると良いです。
人生の大きな目的は行動すること。大事な場面でひるまず勝負してみることも大事です。行動することで状況が変わり、結果的に人生の目的を果たすことができます。
『勝負は、その勝負の前についている』(升田幸三)
勝負の前に「結果はもう分かっている」と言われることがあります。その日にたどり着くまでにどれほどの努力をしたか、頭のいいやり方をどれだけ工夫してやったかにかかっています。
本番で緊張して失敗することもありますが、あがっても大丈夫なようにどこまで準備したかの問題だと言えるでしょう。
『時間は常にたっぷりある、うまく使いさえすれば』(ゲーテ)
本番が近づいてきても焦らないでいられる人は、時間をうまく使ってしっかり用意してきた人。普段仕事や学校の時間があっても、それ以外の時(細切れ時間)もうまく活用する必要があります。
時間は全ての人に平等に与えられているわけで言い訳はできません。時に休むことも必要ですが「うまく使えばたっぷり時間はあるんだ」と認識しておくことが大切です。
『諦めたらそこで試合私終了ですよ』(スラムダンク・安西先生)
スラムダンクを読んでグッときた言葉の一つです。気持ちの問題なんですね。「まだできる」と思えるかどうかと諦めないこと。負けていても最後に奇跡が起きるかもしれません。勝敗が決まるまで自分に負けないことです。
『忍耐は苦いがその味は甘い』(フランスのことわざ)
この言葉を勝負事に例えると、耐えないといけない苦痛に関しては苦い味がしますが、散々やってきた努力を「今こそ発揮するべきだ!」と思えれば勝利を予感して嬉しくなります。
結果が勝ち負けどちらあっても、苦労してここまでたどり着いた「今こそが大事な通過点だ!」と思えるとその味は意外と甘いのではないでしょうか。
『失敗のうちで最大のものは失敗を何一つ自覚しないことである』(トーマス・フラー)
失敗したときに素直に結果を認めないとますます状況は悪くなります。どこが悪かったのか原因をつきとめないと成功は遠ざかり、何度も同じ結果の繰り返しになります。逆に自覚さえできればそこから分析・修正ができ、成功に一歩近づけるのです。
『失敗が許されないのは、最後の挑戦の時だけだ。』(チャールズ・ケタリング)
「終わりよければ全て良し」と言われるように、最終的に良い成果が出せればOK。 「物事の結末が大事、過程は問題にならない」という意味で、結末までの過程に何度失敗や修正をしても構わないということです。
「最後は失敗したら許されない」とのことですが、もう充分な結果が出せると思った頃に最後の挑戦を持ってくればいいので、そんなに心配しなくていいではと思っています。
勝負の名言3選【勉強・入試編】
『辛さや苦しさも合格までのこと』(発信者不明)
受験も勝負事の一つです。どんなに辛い勉強も受験の日まで頑張れば一旦終わりです。結果が出てからでもいいのでしっかり休みましょう。
合格を一つのゴールと捉えてまずは一安心してください。
不合格だったとしても、次の合格に向けて頑張ればいいのです。知識として蓄えていっているのでいつかは辛い勉強も区切りのいいゴールを迎えます。
『普段の勉強は入試のつもりで、本番は普段の勉強のつもりで挑め』(発信者不明)
本番ではリラックスすることがなかなか難しいです。普段の勉強では緊張感があまりありません。そこで、この名言を心に刻んでおくと役に立ちます。
入試のときは散々解いてきた問題集に取り組むかのように集中して、いつも通りの自分の状態が出せるといいですね。
『誰よりも3倍、4倍、5倍勉強するもの、それが天才だ。』(野口英世)
天才は必ず努力しています。厳しい現実ですが、天才になりたければ他の人よりとことん勉強するべきでしょう。
今回の記事のテーマ「勝負」で言えば、例えば入試。これ以上はできないという限界まで皆努力して勉強します。
他の人に負けないと思えるほどやれば、自分で納得のいく勉強量になり、将来振り返って後悔しないところまでいけます。
そうやって頑張る人は必ず何か大事なものを手にします。努力の天才になればいいだけです。結果は後からついてくるもの。できるだけのことをしたのなら、後は天に任せましょう。
おわりに
偉人の言葉で気づかされました。
スポーツであれ仕事であれ試験であれ、勝負事に勝つためには普段の努力量と本番に強くなるための自信をつけることが大事だということです。
本番では「できるだけのことをやったのだから」と自分の力を信じて思いっきり挑戦しましょう。
勝負に強くなるために日頃から本番を想定して鍛えておくと良いですね。
長文になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。