『あなたが与えなければ 愛は戻ってこない』
愛をちょうだい。愛が欲しいよ〜。
人からの愛情に飢えている人はこう叫ぶでしょう。
しかし、そう嘆けば嘆くほど他人の温もりは手に入りません。
愛情は自分自身にも他人に対しても欲しい分与えなければ返ってこないのです。
もちろん例外はあります。親切にしてくれる人、困ったとき助けてくれる人、世の中に良い人はたくさんいます。そのような人からは与えられる立場です。
しかし、実は好意は自分から先に伝えたほうが得をします。それは愛が投げかけたら戻ってくる性質だからです。
ここで言いたいことは2つです。
- 自分の心を満たすためには自分自身を愛する必要がある
- 人からの好意が欲しいときはまず自分から想いを伝えるべき
2つのことを順番にご覧ください。
1.自分の心を満たすためには自分自身を愛する必要がある
陥りやすい間違いとして、物や人が自分の心を満たしてくれるだろうと期待して待つ人がいます。
しかし、外部から得られたもので心が満たされるのは一時的なものです。
本人が本人自身を愛してあげない限り心を満たすのは難しいのです。
人や物にすがりたい気持ちは分かります。でもそれにたよるのは苦しいです。いつもいつも望んだ愛が得られないと不安になります。もっともっととせがむことになります。
しかし、幸せの根源は自分自身にあると気付いたらどうでしょうか。自分の内側から愛を満たすことができるので、心は枯れません。
心を満たしてあげるのは他人や物ではなく自らの手でと意識してみてください。
あなた自身を惜しみなく愛してください。そうすれば心が段々と満たされていき、幸福感が増していきます。
2.人からの好意が欲しいときはまず自分から想いを伝えるべき
『愛は、与えるだけ』
2の『人からの好意が欲しいときはまず自分から想いを伝えるべき』についてですが、これは意外と簡単です。
私は愛は『ギブアンドギブ』くらいの精神でいいと思っています。「見返りを求めないでただ自分から優しさを与えるだけだ」と覚えていたらいいです。
見返りを求めなくても与えた分は大体戻ってくることが多いです。
これは〝返報性の法則″というものです。
『無償で何かを与えられたとしても人は何かお返しをしないといけないという衝動にかられる』
このような原理を返報性の法則といいます。
基本的には見返りを期待しないのがコツですが、結局戻ってきた感覚が手に入るなら与えておいて損はないですね。
あなたが温もりを捧げて初めて人からの好意が戻ってくるのです。いつも愛情表現は自分からと覚えておくといいですね。
最後に
基本的には自分から人や己に対して思いやりの心で接すれば困ることはないです。あなた自身が満たされていきます。
与えることはあなたの心の中に慈しみがあれば簡単にできます。誰もが与えられる人になれるのです。
最終的には自分のためだと思ってもいいので、是非続けてみてください。