仕事上で自然体の振る舞いができる人は得をします。相手が自分に安心感を持ってくれて、責任を任される場面が増えるからです。
また、自然体でいる意味は恋愛に関しても同じです。相手にリラックスしてもらって楽しんでもらうには、素の自分を見せる行動が必要となります。
自然体で生きることの意味や、飾らずに背伸びしないでいればどのくらい得をするのかについて解説します。
自然体の人って気取ってないから好感度高いよね〜。
- 自然体とは?
- 自然体で振る舞うには?
- 自然体でいることのメリット(仕事 / 恋愛編)
- 自分を作らないでいる意味(仕事編)
- あるがままでいる意味(恋愛編)
- 過去のイメージが邪魔をして変われないとき
- そのままでいて十分素晴らしい
- まとめ
自然体とは?
自然体とは一体どういう意味でしょうか?
1 剣道などで両足をわずかに前後または左右に開き、無理のない形で立った姿勢。
2 気負いのない、自然な態度。
- 引用元:goo国語辞典
元々は剣道などで構える姿勢の意味もあるようですが、あるがままの気負っていない姿・態度のことです。
常に穏やかにいられる姿勢でもありますが、いざというときは、力まないで絶大な力を発揮できることも自然体であるメリットです。
力を発揮できるのは、意外と上手に力を抜いているときです。
肩の力を抜いてリラックスしている時のほうが本来持っている力を出すことができます。
自然体でいれば、人間関係でも恋愛でも無駄に力むことなく、相手に不信感を与えることなく、大らかでいられてその場に安心感を与えられます。
自然体で振る舞うには?
自然体で振る舞うには具体的にどうしたらいいのでしょうか?
まず、ナチュラルな状態でいるために自分の世界を作ります。「一人の世界を持つ」という感覚でもいいでしょう。
そして自分一人の世界でしばらく過ごします。これは休日や仕事終わりの時間帯などを利用します。
段々とできてきたら、仕事で一対一で話すときにも自分に意識を集中したまま堂々と喋りましょう。
つまり、人にどう思われているかを気にせずに意識を自分に持ってくるのです。
意識は常に一人の世界に集中した状態です。自分ひとりと対話している感じでもOKです。
仕事を黙々とこなしているときも、誰にも見られていないと思えばいいでしょう。誰にも意識されていないと思い込むことで自然体が作れます。
これらの態度がまさに構えない自然の振る舞いです。
他にも腹式呼吸がおすすめです。体の深いところで息をするとどっしり構えることができ、貫禄がつきます。落ち着いて見えるのです。
そして、大勢の前で話す機会があっても、まるで一対一で話しているような感覚をつくります。焦点を誰か一人だけの相手に絞りましょう。ここでポイントがあります。人に見られていると思うのではなく、自分が人を見ていると思うことです。あくまでも感覚は自分主体にしてください。
「誰も自分のことなど見ていない」「誰も私のことなど気にかけてない」と思うことのおかげで、意識を自分に対してのみに持っていくことができて、はたからみれば自然体に振る舞えているように見えます。
自然体でいることのメリット(仕事 / 恋愛編)
自然体で振る舞うことのメリットはたくさんあります。
あるがままでいることができれば、まず信頼感が増します。
とくに仕事などでは、確立した自己を持っている人と思われるので、しっかりした印象を与えられます。
他にも、恋人がいれば、落ち着いた自分で常にいられますし、一緒にいやすいという居心地の良さを持ってもらえるでしょう。
「この人といれば安心できる、信頼できる」と思われるには、あるがままの自分を見てもらって常に変わらない自分でいるということが大切です。
自分を作らないでいる意味(仕事編)
仕事上で自然体でいることはとても大事です。
気負わない、装わない自分でいて、かつ長所が活かせる職場なら尚更良いです。
自然体とは、意識しなくても上手に笑顔で振る舞えるような落ち着いている状態のことです。
自分の長所が活かせる職場なら人と争う必要もなくのびのびと業務をこなせます。
ですので、次のような環境をおすすめします。
- 得意なことが活かせる仕事内容
- 長所を表現しやすい堅すぎない職場
今からでも遅くありません。特技を活かして自然体でいられる職場で働きましょう。また、自分のことを気にかけてくれる上司や仲間がいれば最高に恵まれているのでおすすめです。自分らしく振る舞える穏やかな雰囲気の職場で働くことができればいいですね。
それが難しければせめて苦手ではない作業か仕事内容を選ぶことです。そうすれば自分に余裕ができ、落ち着いた雰囲気を表現できます。
また、1日のうちでリラックスできる時間を設けます。何も気負わないでいられる空間をつくり必要な時はしっかり休むことです。きちんと休めば、また次の日から力まずに変に緊張しないでいられます。
また、親しみの持てる同僚とコミュニケーションをとることもおすすめです。友だちと話す時のような等身大のあなたでいられるからです。
意識しても自然体でいられないような職場では無理して頑張りすぎないことです。あなたのせいではありません。自然に向き合えるようになるまで待つか、仕事を変えるのも一つの手です。
あるがままでいる意味(恋愛編)
恋愛においてあるがままでいることは、相手に全てをさらけ出すことができて、気持ちを正直に表すことができるのでとても重要です。
恋人との仲を上手くいかせたいと思って変に力んだりカッコつけたりすれば、不自然な態度を見せてしまうかもしれません。
それよりも、相手との会話や行動に集中すること、感情を豊かに表現して嘘をつかない、無理をしないことです。そうすれば信用度が増します。
着飾ることや背伸びすることをやめてしまえば、お互い素直になって仲はもっと深まるのではないでしょうか?
過去のイメージが邪魔をして変われないとき
一生懸命自然体を身につけようと思って試行錯誤しても、昔の仲間などに過去の失敗を指摘されたり、過去の記憶に苦しむことがあります。
たとえば、以前不自然な振る舞いばかりをして馬鹿にされていた場合です。動きが変だなどとからかわれたり、挙動不審だと指摘されていたとします。
人は毎日朝を迎えて生まれ変わっています。生まれ変わっているか、何もしなくても毎日を辛抱強く生きて成長し続けています。
「もう過去の自分ではない」と覚悟を決めて、「変わるんだ、変わったんだ」というオーラを放った途端、周りの人も違う雰囲気を感じ取り過去の指摘ができなくなるものです。
自分がまず直したい部分を変えて、「昔の嫌なイメージ」を「今の良い自分」へと上書きしてしまいましょう。上書きしたらこれからの自分だけを考えていきます。毎瞬毎瞬生まれ変わるイメージで過去を払拭するのです。
「昔の自分とはさよならした」と思うことができれば人は必ず生まれ変わることができます。
そのままでいて十分素晴らしい
化粧をしたり髪型を決めたり外見から入る気持ちは大事です。
しかし、背伸びしてまで着飾ったり格好つけなくても「自然な感じのあなたが好きだ」と言ってくれる人は必ずいるはずです。
たとえば男性から見て女性のすっぴんのほうがいいという人もいれば、化粧しているほうが好きと思う男性もいます。あなたらしさが出ていればどちらでもいいのです。
それでも肩の力を抜くこと、意地をはらないこと、強がらなくていいので自分らしく振る舞いましょう。
普段から構えない自分でいて、着飾っていない様子をみせていれば、気分もお気楽でいられます。
より自然で気負わないということです。
それができれば人は気楽に話しかけてくれるようになるし、飾らないのあなたをもっと好きになるでしょう。
まとめ
本来の自分らしい姿で仕事や恋愛に打ち込むことができれば、もう他の人に嫉妬しなくて済みます。今のままであなたは十分いいものを持っていて素晴らしいからです。
無理に何かをアピールするのではなく、自然と出てくる長所に全て任せることです。必ず誰にでも長所はあります。自然体でいればあなたの良い部分が強調されるようになります。
つまり、作らない素のあなたでいる意味は、良い部分を全面に出すために必要なことです。
着飾らないあるがままの自分で勝負することができればもう怖いものなど何もないからです。